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保護者・在校生専用
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第一回入学試験を終えて

昨日、第一回入試を終えることができました。
受験生・保護者の方々はもちろん、早朝から応援に駆けつけてくださった塾の先生方、実施に理解と協力くださった関係者の皆さまに、心から御礼を申し上げます。
心配された新型インフルエンザも沈静化し、インフルエンザのために受験できずに振替受験希望の申し出があった受験生は2名にとどまりました。全会場で万一に備えて看護師を待機させましたが、幸いにもお世話になる機会はまったくありませんでした。しっかりとコンディションを整えて受験に臨んだ受験生ならびに保護者の方々に、改めて敬意を表したいと思います。
今回の入試では、たくさんの方に受験していただけるよう、本校としては初めて、浦和・所沢に試験会場を設けました。その結果、志願者は前年度よりも79名増加しました。都内はもちろん、神奈川県や千葉県からも志願者がありました。
行き届かない点もあったかと思いますが、浦和・所沢で受験をしてくださった受験生・保護者の方からは「とても便利でよい」「落ち着いた会場で安心して受験できた」などの声を頂戴しました。次年度も、多くの受験生にこれらの会場を活用していだきたいと考えています。
さて、入学試験ですが、理科の問題の一部に不備があることが採点時に判明しました。検討の結果、この部分については受験生全員に得点(4点)を与えるということを決定しました。毎年、問題作成には万全を期してきましたがこのような事態が生じてしまったこと、受験生のみなさまには心からお詫びを申し上げます。
こうした決定ののちに、厳正なる採点と合否判定を行い、本日409名の合格者を発表しました。実質倍率は1.66倍です。前年度が1.9倍、前々年度が2.0倍なので、実質倍率をやや下げたことになります。これは、志願者数が増えたのでたくさんの受験生に合格をお知らせして本校に入学していただきたいという私どもの思いと、受験生全体の平均点が低かったことなどの理由によるものです。
各教科の出題傾向は例年と大きな変化はありませんでしたが、国語では語彙力、算数では計算力を問う問題で差がついた感があります。受験生全体の平均点が二教科105点/200点、四教科170点/300点と予想よりも低かったので、合格基準点は二教科判定111点/200点(得点率55.5%)、四教科判定166点(得点率55.3%)としました。説明会などでお知らせしている得点率65%を下回る得点率で「合格」となりました。また、四教科受験生が多いことから、二科判定比率を合格予定者の68.7%にとどめました。
また、今回の入試では、初めて全受験生に得点をお知らせしました。 今回の試験でみごとに合格を勝ち取った受験生も、「合格」だけで満足することなく、失敗した教科、解けなかった問題、苦手な分野などに対してさらに勉強を重ねて、これからの中学校入学後の学習に備えてほしいと思います。
一方、今回の入試で今回合格基準点にあとわずか、という悔しい結果となった受験生もたくさんありました。例えば、二教科判定111点に「あと5点(106~110点)、」という受験生が68名、四教科判定166点に「あと5点(160~165点)」という受験生も68名です。この中には、「社会」で人物名を漢字で書けなかったために失点している場合や、「理科」で得点率の高かったてんびんの問題を勘違いして得点できていなかった場合などが目立ちます。実力はあるのに、緊張や時間に追われたために残念な結果となかったのでしょう。不合格となった受験生は、こうした悔しい思いを繰り返すことがないよう、『採点講評と第二回入試へのアドバイス』をよく読んで、さらには試験時間の使い方や見直しの方法を工夫して、第二回の入学試験ではぜひリベンジ!を果たしてください。これまでも、第一回、第二回と回を重ねるごとに「力をつけた」と思われる受験生がたくさんいました。こうした受験生は、本校入学後もどんどん力を伸ばし、六年度の大学入試でも素晴らしい結果を残しているので、自信をもってトライしてください。
1月17日に実施する第二回入試は、募集定員約40名。すでに428の出願者がありますが、この中には第一回入試で合格した受験生が194名いるので、現在のところ受験予定者は234名、これにインフルエンザによる振替受験者2名の236名です。前年度の第二回入試は最終受験者305名、合格者200名、実質倍率1.53倍でした。今回の合格予定者数は今後の志願者数の増加によって決まりますが、「たくさんの受験生に入学してほしい」という私どもの思いに変わりはありません。
窓口出願は1月14日16:00まで受け付けています。
城西川越は、最後まであきらめずに、いつもさらに力を伸ばしていこう、もっと自分を高めていこうという「強い男子」のチャレンジを待っています。
(文責:入試広報部長 相田暢正)
各教科の採点講評
国語

設問一・二の、説明問題では、主語・述語があいまいになってしまい、得点につながらない解答が多かったように思います。また、抜き出しをする問いに対しての「正確さ」が欠けている点が目立ちました。三・四は、柔軟な考えと幅広い知識を総合的に見る問題でしたが、対応が十分とはいえない受験生が多く見られました。
☆第二回入試に向けての対策としては、
① 設問をよく読み、設問に見合った文末表現で答えること。
② 抜き出し問題では、漢字や句読点まで正確に確認すること。
③ 語い力の強化に努めること。
以上のことに注意し、試験に臨んでください。

算数

大問1は基本的な計算問題でしたが、(1)と(6)の正答率が思いのほか低いものでした。大問2~4は、よく取り組めていてたようですが、1と同様に計算ミスが多く見られました。求め方や式はあっているのに、最後の値が違うといった、もったいない答案が多かったのが残念です。
☆第二回入試では、計算のルールや図形の特徴、問題の条件をあせらず正確にとらえるようにしましょう。そして、つまらない計算ミスで悔しい思いをしないように、計算の練習を充分にしておいてください。

社会

地理…「水産業」をテーマにして、比較的オーソドックスな問題を出題しました。基本的な語句や地図、グラフの読み取りが出来たかがカギでした。地図やグラフは次回も出題される可能性が高いので、もう一度目を通しておいてください。
歴史…漢字で書く人名は基本的なものが多く、よく出来ていましたが、「豊臣秀吉」や「井伊直弼」がしっかり書けていない答案もありました。記号問題では、経済的な内容を問う問題(問3・問5)が出来ていない答案が目立ちました。
公民…問6はグラフの縦軸が幸福の量を、横軸が富の量を表すという読み取りが出来ていない答案が目立ち、説明問題に慣れていない受験生が多かったようです。何を聞かれて、どう答えたらよいのか、良く考えて解答することが大切です。
☆第二回入試に向けて、各分野においてもう一度、用語・人名などをチェックし、正しい漢字で解答できるように練習して下さい。また、公民分野では昨年話題になった「時事問題」についても、再度確認しておいて下さい。

理科

大問2の天びんの問題は、思ったより得点できたようです。受験勉強の成果でしょうか。大問3は、入試によく出題される問題ですが、その中で問6の問題の正答率は低く、難しかったようです。解法を求めるには、それぞれの溶液の濃度の比を考えましょう。大問4は、日頃から日常の事象について考えることが必要です。大問5のアサガオの問題は、ヨウ素デンプン反応に関するものです。
☆第二回入試も、物理、化学、生物、地学各分野からまんべんなく出題されます。過去問を中心に、勉強に励んでください。なお、大問1の問題に不備がありましたので、大問1 問1、3、4、5については全ての受験生に得点を与えました。