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学校長あいさつ
学校長あいさつ 斉藤 栄
本校を卒業後、次にどんな道を歩むか、とても大事なことです。現役で希望大学に進学する。進学はするが不本意である。もう1年、受験生として努力して来春を目指す。全員が大学への進学を希望している「生徒のために」卒業時に、どんなレールを敷いてあげられるかは、最も大切なことかもしれません。そして少子化が進む昨今、受験生を集めるにはそれが近道かもしれません。しかし、難関大学に進学しても10年後、20年後に誇りをもって働ける仕事に就いていなければ、幸せとはいえません。私の教え子の中にも、難関大学に進学後、他のことを学びたいと言って再度受験する子、一流企業に就職後、他の仕事に魅力を感じ転職を希望する子などが少なからずいました。遠回りもいいのですが、できればそれをさせたくありません。より一層のキャリアデザイン支援活動を行い、本人の適正に合った、個性を生かせる仕事に就いて10年後、20年後に社会に貢献している卒業生を多数送り出したいと思います。
そのためには、高い「学力」が必要であることはもちろんのこと、たくましい「体力」、強い「精神力」も欠かせません。それらの育成も高校教育で重要なことと考えます。
また、世の中は国際化の方向に向かって動いています。英語を使って自分の意思を自由に伝えることができる、外国語圏の最新情報を手に入れ思うままに活用できる…。こうした能力を身につけることは、不可欠です。
本校は「合格者を作る」「人間を造る」「『男』を創る」を目標にしています。『男』の魅力のひとつは「優しさ」だと思います。自分より上の者には立ち向かっても、弱い者と勝負するのは男らしくないと思います。決して「いじめ」の無い「思いやり」のある『男』になって欲しいと思います。
再度大学受験に挑戦する諸君へ
すべて不合格だった人の中にも、チャレンジ校しか受けなかった人、幅広く受験したがダメだった人など様々でしょう。いずれにせよ大学受験は甘くないと実感したことでしょう。
合格したがより上の大学を目指し再度挑戦する人、目標よりランクが下であっても、そのレベルの大学には合格する力は付いたのです。そのことを自信にして、より上を目指してください。
1点、2点の差で不合格だったのかも知れません。そうだとしたら、1分、2分の勉強が馬鹿になりません。今回の悔しさを忘れることなく、来春は絶対に進学ですよ。
(2009年4月)

