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『蛙聲』でたどる城西川越

(時空を超えた出会いの旅)

 

 

「無事にカエル、福をムカエル、お金がカエル」。古来、カエルは「招き猫」に負けず劣らず縁起物とされる。前にしか飛ばないため飛躍の象徴としても。雨を呼び豊作をもたらす神聖な存在でもある。

 城西川越は日常的に蛙の合唱が聞こえて来る。雨の日は、雨蛙が校舎への常連客だ。コラム欄の名称『蛙聲(あせい)』は秀逸である。蛙の聲(こえ)はその時々にふさわしいエールを送り、本校の様子、日本の状況、さらには世界の問題をも映し出す。「今回は、文体と内容からするとあの先生が書いたのではないか」。その推理は高確率で当たると思われる。

 城西川越を長年見守り執筆の労を取ってくださった先達の先生方は、文中で「古蛙」、「老蛙」と自称する。若蛙(ワカガエル)、ど根性蛙(ドコンジョウガエル)には未だお目にかかっていない。読後に「ひょっとしてこれは自分のために書いた文章ではないか」。もちろん錯覚であるが、名文とはそう思わせる力を持っている。

 

 


 

 

広報誌「雲雀」のコラム

『蛙聲』

 

 

昭和53年度~昭和63年度

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平成元年度~平成10年度

(1989年度~1998年度)

 

平成11年度~平成20年度

(1999年度~2008年度)

 

平成21年度~平成30年度

(2009年度~2018年度)

 

令和元年度~

(2019年度~)

 

 

 

「雲雀」第1号 表紙        「雲雀」第133号 表紙(初カラー)

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